公開日 2023年11月01日
◆介護保険サービス
介護保険サービスには、自宅を中心に利用する「居宅サービス」、介護保険施設に入所する「施設サービス」があります。また、事業所のある市区町村にお住まいの方のみが利用できる「地域密着型サービス」があります。
自宅を訪問してもらう
1 訪問介護(ホームヘルプサービス)
ホームヘルパーに自宅を訪問してもらい、身体介護や生活援助を受けます。
2 訪問入浴介護
自宅に浴槽を持ち込んでもらい、入浴の介助を受けます。
3 訪問看護
看護師などに訪問してもらい、床ずれの手当や点滴の管理をしてもらいます。
4 訪問リハビリテーション
リハビリの専門家に訪問してもらい、自宅でリハビリを受けます。
5 居宅療養管理指導
医師、歯科医師、薬剤師、歯科衛生士などに訪問してもらい、薬の飲み方、食事など療養上の管理・指導を受けます。
施設に通って受ける
1 通所介護(デイサービス)
通所介護施設で、食事・入浴などの介護や機能訓練が日帰りで受けられます。
2 通所リハビリテーション(デイケア)
介護老人保健施設や病院・診療所で、日帰りの機能訓練などが受けられます。
短期間施設に泊まる
1 短期入所生活介護(ショートステイ)
介護老人福祉施設などに短期間入所して、食事・入浴などの介護や機能訓練が受けられます。
2 短期入所療養介護(医療型ショートステイ)
介護老人保健施設などに短期間入所して、医療によるケアや介護、機能訓練などが受けられます。
生活する環境を整える
1 福祉用具貸与
日常生活の自立を援助するための福祉用具をレンタルするサービスです。要介護度によって利用できる用具が異なります。
2 特定福祉用具購入
特定福祉用具を、指定された事業者から購入したときに購入費用の一部が支給されます。(上限あり)
支給を受けるには申請が必要です。
3 住宅改修
手すりの取り付けや段差解消など生活環境を整えるための住宅改修に、改修費用の一部が支給されます。(上限あり)
支給を受けるには申請が必要です。また、改修前に事前の申請が必要です。
介護保険施設に入所する
1 介護老人福祉施設(特別養護老人ホーム)
常に介護が必要で、自宅では介護ができない方が対象の施設です。新規入所できるのは原則要介護3以上の方です。
2 介護老人保健施設
病状が安定し、リハビリに重点をおいた介護が必要な方が対象の施設です。
3 介護医療院
医療と介護が一体的に受けられる、主に長期にわたり療養が必要な方が対象の施設です。
地域密着型サービス
サービス内容や種類は、市区町村によって異なります。
1 認知症対応型共同生活介護(グループホーム)
認知症と診断された高齢者が共同で生活できる場(住居)で、食事・入浴などの介護や支援、機能訓練が受けられます。
2 地域密着型通所介護
定員18人以下の小規模な通所介護施設で、食事・入浴などの介護や機能訓練が日帰りで受けれらます。
◆地域支援事業
高齢者が住み慣れた地域で生活できるように、介護予防対策や高齢者の状態に応じた様々なサービスを提供しています。
1 認知症高齢者見守り事業
徘徊行動のみられる認知症高齢者を在宅介護している家族等が対象です。(利用者負担有)
松茂町では、認知症等により外出後に行方がわからなくなる恐れのある高齢者等の早期保護を目的として「見守りシール」を支給しています。
詳しくはこちら→ 松茂町見守りシール交付事業[PDF:3.14MB]
2 地域自立生活支援事業(配食サービス)
独り暮らし等で、安否確認及び栄養改善が必要な高齢者が対象です。(利用者負担有)
3 家族介護用品支給事業
要介護4・5に認定された高齢者を在宅で介護している家族等が対象です。(限度額有)
4 成年後見制度利用支援事業
成年後見制度が必要な高齢者について、後見開始の申立を支援します。
◆地域包括支援センター
介護に関する相談や、心配事など気軽にご相談ください。相談内容に応じて、適切な機関等と連絡をとり、解決のためのお手伝いをします。
◆介護サービスに不満や苦情があるとき
◯サービスの連絡や調整を行っている担当マネージャーに相談してみましょう。担当ケアマネージャーには日頃から小さいことでもこまめに相談することが大切です。
◯地域の高齢者の相談窓口である地域包括支援センターや介護保険担当窓口に相談しましょう。
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