公開日 2023年01月05日
藍染めのアートフレームについて
松茂町では、SDGs推進の一環で、藍関連の事業を行っています。マツシゲートで採れた藍を使って、松茂町の地域おこし協力隊が「藍染めのアートフレ
ーム」を製作し、マツシゲート及び松茂町役場1階ロビーで作品展示を行いました。
今回、松茂町の藍事業について、町内外の方に幅広く知っていただくために、各課窓口に「藍染めのアートフレーム」を設置しています。
ひとつひとつアートフレームの濃淡・デザイン・形を少しずつ変えて配置し、日々藍の管理をしているからこそみえるいろいろな“あお“を表現した作品を
ぜひご覧ください。
マツシゲートでの藍栽培について
マツシゲートでは、施設の横に藍畑を整備し、藍を栽培しています。その藍畑を利用して、令和3年度から城西高校の阿波藍専攻班のご指導のもと、
松茂中学校の生徒に植え付けや収穫などの体験学習を行っています。また収穫した藍を使って、たたき染め・生葉染めのワークショップや藍左師と地域の
子どもたちがマツシゲートに壁画を描くアートイベントを開催しました。そして、『藍』に関連した新しい特産品の開発を行い、マツシゲートで販売して
おります。
松茂町が藍の栽培を通じて達成を目指すSDGsについて
【4:質の高い教育をみんなに】
江戸時代から明治時代にかけて、藍商として活躍した三木家の歴史が残る松茂町。藍文化を地域の子どもたちに継承するため、藍の栽培から生産、生葉
染めや藍を使った六次化産品の創出まで一貫した藍教育を中学生に体験してもらい、地産地消を通じたSDGsの目標4「質の高い教育をみんなに」の達成を
目指します。
【12:つくる責任 つかう責任】
松茂町で生産した藍を使った地域おこしのイベント(藍アート・藍染め、たたき染め、生葉染め体験等)や『藍』に関連した新しい特産品(藍染め製品・
藍いろエール・藍いろ茶等)の開発・販売を通じて、地域の魅力発信及び藍文化の継承につなげていきます。
【15:陸の豊かさを守ろう】
藍の栽培を通じて、緑あふれる松茂町を目指します。またマツシゲートでの藍畑運営を通じて、町内の耕作放棄地における藍の栽培など、利活用の可能
性について検討します。