水道水のカビ臭について

公開日 2024年02月13日

水道水のカビ臭について

1月中旬頃から、水道水からカビ臭を感じる状態が発生しております。ご不便・ご迷惑をおかけしておりますが、ご使用に際しての安全性には問題ありませんのでご安心ください。引き続き、水質管理には徹底してまいりますので、ご理解・ご協力をお願いします。

カビ臭の原因

松茂町の水道水の水源である旧吉野川で、カビ臭の原因物質である「2-メチルイソボルネオール」を発生させる藻類が大量発生しているためと考えられます。藻類の大量発生は、雨量が極端に少ないことで、旧吉野川の水の入れかえがされないことに起因します。

水の安全性

カビ臭の原因物質に毒性はありません。飲用いただいても健康への影響はありませんのでご安心ください。

カビ臭への対応

浄水過程において、粉末活性炭を注入することで、カビ臭を取り除く処理を行っております。全国の浄水場で採用されている安全な処理方法ですが、水源の水質状況によっては、臭気を完全に除去することができないため、臭気が残る場合があります。

ご家庭でできること

やかんなどで水道水を沸騰させ、ふたをしない状態で5分程度煮沸することで、臭気を緩和させることができます。ただし、一度沸騰した水道水は消毒の効果がなくなるため、冷蔵保存するとともにお早めのご使用をお勧めします。

お問い合わせ

上下水道課 水道係
TEL:088-699-8716